人に思い出を語るのに躊躇する私の心理

 これから書くのはある種、愚痴のようなものです。

 皆さんは外国人と言われたらどんな人を思い浮かべますか?人によっては好きな役者であったり、ミュージシャン。アメリカ人、インド人、ブラジル人。人によって違うと思います。それはどんなことに対してもです。どんなに正確な情報があったとしても、人によって浮かべる像や考えることは変わります。それは人が話す思い出もそうです。どんな話を聞いたとしてもそれに対していい意見や感想を言う人もいれば悪い意見や感想を言う人がいます。

 何が言いたいかというと、私の中の綺麗な思い出を人に汚されたくないから人に話せないということ。あの時のあの時間、こうでこうだったからとても楽しかった。私の中では素敵で完璧な思い出であるから、人に自慢したい、私の中の素晴らしい記憶を共有したいと考え、人に話します。「え、でもそれってこうだよね?」、「そんなことが楽しかったの?」と言われたことが何度もあります。もちろん相手に悪意はありません(多分)。こういったことをいちいち気にしている私は変なのでしょうか。それでも私にはストレスであり、嫌なのです。しかし、私が人に同じことをしてないとも言えないのがとても残念です。。

 ストレスから逃げるにはどうすべきか、私は本当に綺麗で素敵で汚されたくない思い出は誰にも言わないという方法を取ることに決めました。決めたのは高校2年生の時でした。おかげで前よりは同じことでストレスを感じなくなりました。

 しかし、やはり思い出を誰かに話したい欲は多少なりともあります。今はその欲とストレスの天秤に悩まされています。(笑)